タイトル
オンライン研修活用のススメ ~基本から導入・運営まで~
プロフィール
〈現職歴〉
医療法人碩済会 大島保養院
作業療法士、診療情報管理士
〈学歴〉
2015年 原田学園鹿児島医療技術専門学校夜間部作業療法学科卒業
2019年 吉備国際大学大学院(通信制)保健科学研究科作業療法学専攻 入学
現在、吉備国際大学大学院(通信制)保健科学研究科作業療法学専攻 在学中
〈職歴〉
2008年 医療法人三州会大勝病院 診療情報管理室
2015年 医療法人碩済会大島保養院 作業療法室
現在に至る
〈所属学会〉
日本臨床作業療法学会
〈所属団体〉
日本作業療法士協会
鹿児島県作業療法士協会 南薩支部奄美地区代議員 遠隔地交流プロジェクト委員
湘南OT交流会 実行役員
講演内容
新型コロナウイルスの蔓延により日本の作業療法士(OT) 教育ではInformation and Communication Technology(ICT)を用いたオンライン学会やオンライン研修会が盛んに行われるようになってきた。本講演では、コロナ禍以前からオンライン研修に取り組んでいる演者がその基本から導入・運営のTipsを共有する。
「オンライン研修」にはいくつかの型があり、それらの組み合わせによって学習に与える影響は変化するため、受講者はオンラインならではの特徴を理解する必要がある。またこれから院内教育や関連施設との連携、県士会などで導入・運営する際には、遭遇しやすい問題やそれらを乗り越えるためのポイントがあるがそれらの知識は広く共有されていない。
本講演では「住む場所に関係なく学ぶ」をモットーとする離島在住の演者が、地理的な不利を抱えながらもオンライン研修を活用・運営してきたプロセスを紹介する。これによりOTがコロナ禍の状況でも継続して学習機会を獲得し、そこで得た知識をクライエントの健康と幸福を促進する作業療法実践に活かすことを目指す。