ご挨拶

 

第28回福岡県作業療法学会の開催にあたって

 

第28回福岡県作業療法学会 学会長

医療法人博仁会 福岡リハビリテーション病院 田代 徹

 

この度、2025年2月23日(日曜日)に、福岡市博多駅内にあるJR九州ホールにて、第28回福岡県作業療法学会が開催されます。

今回の学会のテーマは、「未来へのヒント〜次世代と共に築く作業療法〜」と設定しました。
本学会テーマは、福岡の作業療法士がお互いに協力し合いながら、社会のさまざまな課題に取り組むことで、より輝かしい未来を築くことを願っています。

福岡県作業療法協会は2022年に40周年を迎え、これまでに27回の学会を開催してきました。
地域ケア会議への積極的な参加、保育所や学校への療育訪問支援、教習所との連携による高齢者や障害者の運転支援など、医療を基盤とした地域への貢献を重ねながら、これまで社会の発展に貢献する活動を推進してきました。
これまでの経験を生かし、未来の課題に果敢に取り組むための人材の育成にも力を注いでいます。

本学会では、そういった人材の育成も念頭におきながら、福岡の作業療法士の皆さんが学会発表を通して、自己の考えを表現し、学会を通して大いに議論しあうことで、社会に貢献できる作業療法士の成長を促すことも目的としています。

今回の学会を通じて、福岡の作業療法士が一丸となり、社会のさまざまな課題に取り組む姿勢をより強く意識し、未来への希望と活力を持ち続けることを願っています。

作業療法士と地域社会が共に未来を切り拓き、より良い社会の実現に向けて前進していくことを、本学会を通して皆様にお伝えしたいと存じます。

 

令和6年6月吉日