タイトル
「親子のコミュニケーション~心に響く関わり方~」
プロフィール
柳田 由紀枝
クラロ 代表
■経歴 大手化粧品会社で、ビューティーアドバイザーを担当後、研修事業の道に進み、16年間研修会社でマネジメント業務、企画運営に携わりながら心理学を学び、カウンセリングやコミュニケーションを基礎としたリーダーシップマネジメント研修や人材育成など多数の研修を行う。
その後、コミュニケーションスキルを活用した研修を得意とし、DiSC・エゴグラム・エニアグラムなどの自己分析ツールを活用して、組織活性化のための個人のスキルアップを行う。また、リーダーとしてのあり方を明確にし、働きやすい職場づくり、遂行力の高い組織づくりを意識した実践型研修を実施している。それらの研修は、幅広い分野で好評を得ている。さらに、現在は、企業内コーチを育て、社員育成のサポートも行っている。
■ 実績業種
各省庁/自治体/銀行/生命保険会社/自動車メーカー/住宅/建設会社/情報通信業/運輸業/食品メーカー/新聞/飲食理美容/サービス業/IT/陸上自衛隊/商工会議所/学校/大学/病院/福祉/造船/流通業/電力会社/航空会社/商社 他
■ 研修テーマ
管理職研修/リーダーシップ研修/新入社員研修/ ビジネスマナー研修/CS研修/メンタルヘルス研修/ハラスメント研修/クレーム対応研修/コーチング研修/モチベーション向上研修/コミュニケーション研修/DiSC研修/TA(交流分析)研修/アサーティ
ブ研修/ほめ方叱り方研修/仕事基礎力向上研修/業務効率向上研修/キャリアデザイン研修(企業・学生)/評価面談研修/リスクマネジメント研修/タイムマネジメント研修 他
■資格
●ビズコーポレーションCLT認定コーチ
●ビジネスコーチ社認定プロフェッショナルビジネスコーチ
●USAインスケープ社認定DiSCコンサルタント
●日本ヒューマンライフ協会認定メンタルシェアカウンセラー
●日本交流分析士協会TAインストラクター
●ママ育協会認定ママ育士
●終活カウンセラー
●日本語教師
講演内容
長崎のある小学校で親子(おじいちゃんやおばあちゃんも来ていただきました。)参加型のコミュニケーションをテーマに講演をしたときの話です。ワークの時間に「お互いに好きなところを伝え合ってください!」と言ったら、皆さん最初は照れくさそうな雰囲気でしたが、プラスの言葉を交わすことで広い体育館が徐々に笑顔と暖かい空気に包まれていったことを覚えています。
様々な企業で部下育成研修をすると「いかに信頼関係を構築するか」というテーマに辿り着きます。信頼関係のスタートは安心感です。「私はここにいてもいい」「仲間から受け入れてもらえている」という実感が個人の存在承認を満たしていきます。安心感に基づいた信頼関係があれば、上手くいかないことを直ぐに報告することが出来たり、悩んでいる事や解らないことを相談にきてくれたりします。この関係性が本人の成長にも繋がっていきます。それは家族(親子)の関係でも同じではないでしょうか。
子どもが学校で辛い体験をしたり何か悩んでいることがあるときには親に話をしてくれる、そういう関係でありたいと親は願っています。多感な年頃では、親にだけは言いたくないという気持ちや事柄も当然あるでしょう。しかし、いざというときには、話を聴いてくれて自分のことを理解してくれる相手、不安を持ち帰っても側にいてくれる相手(帰れる場所)として存在したいものです。親子の信頼関係を築くにはコミュニケーションは不可欠です。必要なのは、子どものあるがままを受け入れる(受け止める)親でいようとする姿勢であり、親自身の関わり方や反応の仕方を意識することです。受け入れてもらえているという安心感は子供の自信と自律にも繋がっていきます。
因みに、長崎の小学校1年生の一人のお子さんに「お母さんのどんなところが好き?」と聞いたら、「ここ。気持ちいい」と母親の二の腕を掴んで答えてくれました。お母さんにとっては少しでも痩せたい場所だったようですが。幼い子供は親のコンプレックスなんか関係なく親の全てを無条件に受け入れて愛してくれる存在なんだと改めて気づかされました。
(動画では)安心感を生み出す具体的なコミュニケーションの取り方をお伝えしていきます。