こちらの講演は動画配信が予定されておりません。
※対面開催のみ(会場限定)で講演が行われます。


 
タイトル
「姿勢保持の選定・調整・フォローのチェックポイントと実践」
 


 
プロフィール

中村 詩子 Nakamura Utako

横浜市総合リハビリテーションセンター
地域リハビリテーション部 研究開発課 リハビリ工学技師

〈職歴〉
1999年 北九州市立総合療育センター リハビリ工学技士 勤務
2022年 横浜市総合リハビリテーションセンター勤務 現在に至る。障害児・者の姿勢保持、歩行器や遊具、日常生活用具の個別相談、研究開発を中心に活動しています。

〈学歴〉
・九州芸術工科大学(現 九州大学)芸術工学部工業設計学科
・シドニー工科大学インダストリアルデザイン学科へ交換留学

〈所属学会〉
・日本リハビリテーション工学協会
・日本デザイン学会

〈活動〉
・日本リハビリテーション工学協会 理事
・SIG姿勢保持 事務局長
・PFC COSMO北九州 サポートエンジニア
・北九州市おもちゃライブラリー館員
・Asia Seating Assist Project Member
・社会福祉法人 清水基金にて北欧・ドイツの福祉機器開発現場へ3か月間自主研修

〈受賞〉
・福祉機器コンテスト 優秀賞 受賞「TANK」
・福岡産業デザイン賞 入賞
「UFOwalker/STRAIDER」

〈著書〉
『小児から高齢者までの姿勢保持 工学的視点を臨床に活かす 第2版 』医学書院 2012年
『イラストでわかるスペシャルシーティング姿勢評価アプローチ』 医歯薬出版 p225-248. 2012年
『理系生活 先輩理系人からのキャリアアドバイス』学事出版 p60-61. 2015年
『強化段ボールで作るテクノエイド』はる書房2018年


講演内容

姿勢保持の基本的な概念をおさえ、選定・製作、フォローのチェックポイント、現場で役立つ工夫などについて、講義と実技を交えておこないます。実際に車椅子や姿勢保持具、クッション類を用いて、受講者と一緒に体験しディスカッションしながら進めます。

〈実践〉
・車椅子、姿勢保持具の選定ポイント
・座クッションの構造・効用と座り比べ、張り調整の実技 など
・評価方法(体圧測定含む)
・試行のための簡易的な姿勢保持具の製作方法紹介 など