
タイトル
作業療法士の知識と技術を活かしたヘルスケア産業におけるキャリア
講師

竹林 崇 Takebayashi Takashi
大阪公立大学医学部リハビリテーション学科 教授
プロフィール
〈略歴〉
平成15年 川崎医療福祉大学医療福祉学部 卒業
平成15年 兵庫医科大学病院リハビリテーション部入職
平成23年 大阪府立大学大学院総合リハビリテーション学 入学
平成25年 大阪府立大学大学院総合リハビリテーション学 修了
平成25年 兵庫医科大学医科学先行高次神経制御系リハビリテーション科学入学
平成28年 平成15年 兵庫医科大学病院リハビリテーション部退職
平成28年 吉備国際大学保険福祉学部入職
平成30年 兵庫医科大学医科学先行高次神経制御系リハビリテーション科学修了
平成30年 吉備国際大学保険福祉学部退職
平成30年 大阪府立大学地域保健学域総合リハビリテーション学類 准教授 入職
令和2年 大阪府立大学地域保健学域総合リハビリテーション学類 教授
令和4年 大阪公立大学医学部リハビリテーション学科 教授 (現職)
講演内容
近年、ヘルスケア産業は医療・福祉の枠を超え、予防、生活支援、地域共生社会の構築など多面的な展開を見せている。その中で作業療法士は、臨床現場で培った知識と技術を活かし、国民の生活、そして産業界における新しい価値創出に貢献できる存在であるかもしれない。本講演では、演者が自らの研究や臨床、そして産学連携の経験をもとに、作業療法士が果たすべき役割と水平展開してきたキャリアについて触れていく。リハビリロボット、企業連携、さらには科学的根拠を発信し、その知識や技術を自費リハ運営といった社会実装へつなげるプロセスを紹介し、OTの専門性が持つ「生活に根ざす視点」がヘルスケア産業全体にどのように活かされるかを論じる。